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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年09月25日

DVDで『アウトポスト』を見ました!

公開時から気になっていた映画『アウトポスト』をようやく見ました。
当時は、秋田県じゃ公開しなくて見れなかったんだよな・・・

あらすじ
アフガニスタン北東部に位置するキーティング前哨基地。米軍の補給経路を維持するための重要拠点とされていたが、派遣されてきたロメシャ2等軍曹ら兵士たちは、その地をひと目見て驚愕する。
そこには基地として致命的な欠陥が存在していたのだ。四方を険しい山に囲まれた谷底に位置しており、敵に包囲されれば格好の的となる。つまり、防御面からすると圧倒的に脆弱なのだ。いつタリバン兵の銃弾が撃ち込まれてもおかしくはない。案の定、日々襲いくる攻撃の中、誰かが命を落としてゆく。「もし圧倒的多数の敵に囲まれたら…」彼らの日常は文字通り死と隣り合わせだった。そしてその日、ついに恐れていたタリバン兵の総攻撃が開始された。それは後に「カムデシュの戦い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争で最も過酷な激戦の幕開けだった。(公式サイトから抜粋)


アフガニスタン情勢が混沌としている中、なかなかにタイムリーな映画でした。
なんであんな四方を山で囲まれた谷底に基地を作ったのだろうか。ありゃ狙われるのも当然だよな・・・
戦略的に必要だったのか、上層部がアレだったのか・・・

実話に基づいた話なので、次から次へと人が登場するんだけど、いまいちキャラ付けが甘くて分かりにくい。
死んだ時にはじめて、「ああ!この人だったか!」と分かる・・・分かるだけマシな方で、「誰だっけ・・・」となることも多々。
あからさまな死亡フラグを丁寧に回収していて、フィクション映画を見せられているような感覚だった。
これは制作側の問題なのか、事実は小説より奇なりを地で行ったのか。

中盤以降はひたすら銃撃戦。
長回しも多く、映画的には迫力があり良かった。
主役のロメシャの活躍がここでようやく出てくる感じ。それまで誰が主役か分かりづらい(;^ω^)

ちなみに主役はスコット・イーストウッド。お気づきのとおりクリント・イーストウッドの息子。
この人もずっと「クリント・イーストウッドの息子」って呼ばれるんだろうなぁ。



昔のアメリカの戦争映画は、正義感を全面的に出していたものが多く、「わるいテロリストをやっつけるアメリカ人はヒーロー」みたいな作りが多かったけど、最近は、厭戦・反戦的なものや戦争とは何か、国とは何かを考えさせられる作品が多くなってきたように感じる。



  
タグ :DVD映画


Posted by ぱぶろふの犬  at 15:01Comments(0)映画

2020年08月26日

DVDで『1917 命をかけた伝令』を見ました!

コロナ禍のなか思うように外出もできず、巣篭もり生活をしていたので久しぶりに映画を見ました。




『1917 命をかけた伝令』です。
映画館でも上映されてたのか調べてみたら2020年2月14日日本公開のようですね。
ちょうどコロナ禍で自粛ムードが高まってきた時期ですね。興行収入はあまり見込めなかったのではないでしょうか(;・∀・)

戦争映画ということと、
『全編ワンカット』

という触れ込みにやられました。完全にジャケ借りです。


あらすじは・・・
1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる…

という感じ。

なんか見たことある?聞いたことある?

確かに全編ワンカットの煽り文句に負けず、まさに戦争疑似体験、引き込まれる感覚がありました。
見ていくうちにその感覚は段々と頭の中から消え去り、ふっと思い出した頃に、「このカットどうやって撮影したのか」とか「セットを作るの大変だっただろうな」という感想が脳裏をよぎります。
そして、しまいには、「別の視点からみたい・・・」とか「無理矢理このカット割りにしてない?」とデメリットにしか感じられなくなってしまった・・・(;・∀・)

ストーリー的にはちょっと無理あるんじゃね?という印象を受けたが、最後の場面ではちょっと胸に来るものがあったかな。

レビューサイトを見ると、5段階評価中3.9。
ふむ、どうしてなるほど、ボクも同じような感想。二流ではないけど一流にはなれない、そんな映画でした。

  
タグ :映画DVD


Posted by ぱぶろふの犬  at 14:53Comments(0)映画

2019年10月22日

映画館で「ジョン・ウィック:パラベラム」を見てきました!


映画「ジョン・ウィック:パラベラム」を見てきました。

10/22は即位礼正殿の儀でお休みなもんだから、ちょっと夜ふかししてもいいだろう。

そうだ、前から見たかった映画ジョン・ウィックを見に行こう!

普通に見ると高いからレイトショーで安く済ませよう。

一人だと寂しいからアースさんでも誘ってみるか。

レッツゴー


18時ころに思い立ち、あれよあれよという間に色々決めて、21時開始のレイトショーに滑り込んできました。ホントいきあたりばったり。
何より、10月4日封切りだったので上映終了が近く、17時台か21時台のレイトショーしかやってない。
そして、10人くらいしか観客が居ないという・・・w
まぁ、確かにキアヌ・リーブス主演という部分をとっても、客層選ぶ映画だとは思う。

1作目、2作目から連続するストーリーなので予習必須ですが、特に2作目から続くので少なくとも2作目くらいは見ておいた方がいい。
今回のストーリーはこんな感じ。

【ストーリー】
裏社会の聖域:コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織の粛清だった。1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばして、ジョンを追い詰める。 果たしてジョンは窮地を脱出し、再び自由を手にすることができるのか!?(公式サイトより)




さてさて、個人的な感想としては・・・あ、一部ネタバレを含みますので事前知識入れたくない方はお戻りくだされ。
あくまでも個人の感想なので、「そうじゃねぇ!」とか言われても困りますので、そんな方もお戻りくだされ。





ザ・アクション映画。
始まりから終わりまでひたすらガンアクション、格闘シーンが続きます。
後半のショットガンを使うシーンはかなりカッコいい!リロードとかもう胸アツです。見た人はきっとサバゲーで使いたくなっちゃうだろう。
とにかく、ひたすら殺しまくるし、残酷な描写も多いので、ちょっと胸焼け感があります。
クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」に似た印象を受けました。あれも残酷すぎて胸焼けした映画でした(;^ω^)
あ、刀や刃物を使った殺陣のシーンが多かったから、オマージュしてたのかも?

あと後半の防弾仕様の敵はなんだコレ状態。どんだけ撃ち込まれても死なないんだよ・・・
強力な弾丸です、とか言われて渡された流れは意味あったんかいな。クッソ硬いっていうのを強調したかっただけ?
現代戦設定なのかSF設定なのかよくわからないくらい、撃たれても死なないのが色んな意味で絶望的だったw

アクションシーンが最初から最後まで続くものだからストーリー性がほぼ感じられず、話のつながりがいまいち見えない。
専門用語や昔の人間関係などほぼ説明が無いままストーリーが進んでいくので置いてきぼり感満載です。
良くも悪くもそういう意味不明な部分を派手なアクションでごまかしている感じ。

キャストの位置付けもようわからん。
いいヤツなのか悪いヤツなのか、敵を騙そうとしてるのか味方を騙そうとしているのか・・・
ウィンストン、お前だよw
ソフィア役のハル・ベリーが美人でカッコ良かったけど、必要な役だったのが甚だ疑問。
ただ単にハル・ベリーを出したかったように見えちゃった。


キアヌ・リーブス大好き、ガンアクション大好きな自分としても、ちょっと「?」がつく内容だった。
1作目が良かっただけに、どうしてこんな流れになってしまったのだろうか・・・
明らかに4作目に続く終わり方だったので、この調子で行くのか、方向転換を図ってくるのかどうなのか。
このままで行くのなら、能力者よろしく一芸暗殺者対決にしてほしいわ。

なんかネガティブな感想ばかりになっちゃったな。
まぁ、アクションシーンを楽しむ映画と思えば、そこそこ楽しめるのではないでしょうか。

  


Posted by ぱぶろふの犬  at 14:59Comments(0)映画

2019年04月28日

DVDで『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』を見ました!

GW始まりましたね!
なんだかんだ言ってたけど、休みになると嬉しいものですね。
しかしながら、これと言った目的もなく、庭いじりだったり、面倒で後回しにしていたことをちょこちょこと片付けています。
それに肋骨が折れてるしね。わは、わは、わははははは(´・ω・`)

そんな中、ようやく『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』を見ることができました。
この映画は、映画『ボーダーライン』の続編として、2018年11月に公開され、先日DVDでレンタルが開始されました。
映画館で見たかったんだけど時間が取れず断念していたので、この機会に見ることにしました。



設定は前作と同じ、アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争を描いた作品の続編で、アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)とマック(ジョシュ・ブローリン)に焦点を当てた作品となっています。
前作の主人公エミリー・ブラント(ケイト・メイサー)はどこいった状態ですが、前作を踏襲した重厚感のある作りに加えて、ややアクション寄りにしてあり楽しめました。

ちなみに原題は「Sicario: Day of the Soldado」(前作はSicario)といい、Sicario=暗殺者です。
蛇足のような気もしましたが、作品の中で原題と絡めていました。

話が最後に進むにつれて、ちょっとモヤモヤした展開になっていくのが残念ですが、これは続編への布石がありまくりです。
興行収入が気になるところですが、次作に期待します。
また、ガチガチの軍装じゃないCIA捜査官たちの装備も必見です。何より、アレハンドロ役のベニチオ・デル・トロがかっけぇ。
前作を見なくても今作だけでも完結できますが、前作を見たほうがより没入感が高まるし、背景が分かりやすいのでこの機会に見てはどうでしょうか。
今作も見て損はない作品です。

トランプ米大統領が国境に壁を作ると喚き散らしているのが、なんとなく分かってしまいますw




  


Posted by ぱぶろふの犬  at 10:06Comments(0)映画

2018年10月22日

DVDで『ホースソルジャー』を見ました!




3連休が2週続いたので久しぶりにDVDをレンタルして映画鑑賞をしました。
今回見たのは『ホースソルジャー』(原題は「12 strong」。)
2018年1月にアメリカ公開、5月に日本公開になった戦争映画です。
アメリカ同時多発テロ事件後のアフガニスタン戦争の際、アメリカが最初に行った反撃として、総勢5万のタリバン軍に12人で、それも馬に乗って戦ったアメリカ陸軍特殊部隊員の実話の映画・・・というのがあらすじ。
名前がB級映画っぽさ全開ですがありますが・・・(;^ω^)

題名のとおり、馬に乗ってタリバンと戦闘するわけで、それが実話というからビックリです。フィクションとしてみてしまうレベルの話。
泥臭い戦闘シーンもありますが、米軍の射撃は簡単に当たり、敵の兵士の攻撃はまったく当たらないという典型的な展開です。
ローン・サバイバーに近い感じと言えば、雰囲気が伝わるんじゃなかろうか。

オススメ!とは言えませんが、見れないわけではない。
wikiにもあるように「50~60点映画」というのは言い得て妙だな、と思いました。


ボクが大好きな戦争映画『ブラックホークダウン』でサンダーソン軍曹役のウィリアム・フィクトナーがちょい役で出演していたのが嬉しかったw


  


Posted by ぱぶろふの犬  at 20:00Comments(0)映画

2018年05月19日

DVDで『インターステラー』を見ました!


オススメされて、『インターステラー』を見ました。
2014年公開作品なので「今更ながら・・・」なわけですが(;^ω^)


あらすじは、荒廃した近未来。異常気象によって植物は枯死し、人類は存亡の危機に晒されていた。
元宇宙飛行士のクーパーは偶然に何者かのメッセージを発見、ここから運命の歯車が回りだし、地球の未来を救うため宇宙へと旅立つが・・・


こんなんで面白さが伝わるかは分からないけど、一時代を築いた所謂、「家族で地球を救おう」的SF映画。
ただし、派手さは無く、重厚感のある宇宙での描写や「始まりと終わりが繋がる」ストーリー展開と「時間を越えた」親子愛が、親としてすごく共感できました。
専門的な表現が多いものの、映像が体感的にも分かりやすく、話が進むうちに徐々に理解できます。
また、人類を救うという大役を任せられた人間たちでありながら、ところどころに出る「人間臭さ」も没入感を高めます。

作品としては知っていましたが、派手さのないあらすじやパッケージで、今まで見ていなかったのですが、今回、見て正解でした。
万人受けする作品では無いと思いますが、SF映画好きであれば一度見てみることをオススメします。
繰り返しますが、アクションシーンなどドキドキ・ハラハラさせるシーンはありますが、ごくごく地味にストーリーは展開していきます。
だけど、一度、二度見るうちにこの映画の魅力が感じられると思います!


アン・ハサウェイ好きなボクとしては+10点!





  
タグ :映画DVD


Posted by ぱぶろふの犬  at 11:08Comments(0)映画

2018年04月25日

映画館で『レディプレイヤー1』を見てきました!


映画館でスティーブン・スピルバーグ監督の『レディプレイヤー1』を見てきました。
感想なぞをつらつらと。
ちょっとでも見てみたいな~と思っている方は、前情報無しで四の五の言わずに見てくることをオススメします。
・・・ブログに感想を書く意味がないwww



<あらすじ>
2045年、環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半はオアシスと呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた。

オアシス内では現在、創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル(日本円で56兆円[4])相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていた。ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいた。

スラム住人の若者ウェイド・ワッツは勝者となるべく日々奮闘していたが、ゲームにはオアシスの管理権を欲する世界2位の大企業IOI社社長、ソレントが送りこんだ参加者もいた。ウェイドは第一の関門を突破するが彼の現実世界にも危険が及び、レジスタンスのアルテミスやオンライン仲間たちとともにソレントに立ち向かっていく。




何の予備知識もない状態でタイトルを見た時は、「女性スパイもの」だと思っていましたw
ところが、Twitterで「俺はガンダムで行く」など、映画に関する情報が次々に流れてくると、これは見てみたいと思い、パシフィック・リム2と迷ってこちらを見てきました。
・・・いや、単に近くの映画館でパシフィック・リム2が上映されなかったという消極的な理由なんですけどね。

大半は仮想現実の中でストーリーが進みますが、いい感じで現実世界での出来事とミックスされ、なんでも可能なバーチャルリアリティとままならない現実の対比がなんとも物語にメリハリを生み出しています。

オンラインゲームをプレイしたことのある人であれば、にやりとするような設定がたくさん出てきますし、どこかで見たことのあるキャラクターが多数でてきて、これまたにやりとさせられます。

あれ、これって・・・?と思ったのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン、キングコング、ストリートファイター、バットマン、ハーレクイン、エイリアン、HALO、アイアン・ジャイアント、チャッキーそしてガンダムなどなど、多くのキャラクターがクロスオーバー出演しており、wikiに詳しい登場作品が掲載されているので読み返してみても面白いかも。
あとは映画のシャイニングも事前に見ておいたほうが良いかもしれません。ボクは見てなかったw


控えめに言っても、すげー面白かった!映像を楽しんでも、ストーリーを楽しんでも、その背景を楽しんでもいい映画でした。
ボクの中では、ここ数年で一番楽しみた映画でした。
たぶんDVDを購入するでしょう。
あー、久しぶりにオンラインゲームをやりたくなったw


  


Posted by ぱぶろふの犬  at 10:00Comments(0)映画

2018年03月18日

DVDで『新 感染 ファイナル・エクスプレス』を見ました!



TLでちょっとだけ話題になっていた『新 感染ファイナル・エクスプレス』を見ました。
最近(?)流行りのパンデミック=ゾンビ映画です。

ネタバレになる部分があるかもしれないので、前情報なしに見たい人は記事を見ないほうがいいかも。


<あらすじ>
ソウル発プサン行きの高速鉄道KTXの車内で突如起こった感染爆発。疾走する密室と化した列車の中で凶暴化する感染者たち。感染すなわち、死ー。そんな列車に偶然乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、出産間近の妻とその夫、そして高校生の恋人同士・・・果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのか―?目的地まではあと2時間、時速300km、絶体絶命のサバイバル。愛するものを守るため、決死の闘いが今はじまる。彼らの運命の行き先は・・・。



あらすじのとおり、なんの前触れもなく人を凶暴化させるパンデミックが起こります。
冒頭にそれらしいシーンはあるのですが、何が理由でパンデミックが起きたのかがよく分かりません。
とは言え、コレ系の映画では、発端や背景を多少端折っても「ウィルスに感染するとヤバい」という暗黙の了解があればあまり問題ないかもしれませんね。

感染者=ゾンビは、こちらも最近流行りのダッシュ系。全速力で走ってきます。
ダッシュ系は追いかけられた時の絶望感が半端ないです。
ゆっくりゆらゆら追いかけてくるゾンビは絶滅危惧種になりましたね(;^ω^)


KTXという韓国の高速鉄道の中でほとんどのストーリーが進行します。
あの細長く狭い空間で、広がりのあるストーリーが描けるのかと思いましたが、これがなかなか上手に描けていて感心しました。
多くのパンデミック映画よろしく、次々と登場人物が死んでいくわけですが「えっ、この人までやっちゃうの!?やりすぎじゃない?」と思わないでも無かったです。

お涙頂戴シーンも所々に盛り込まれていますし、子持ちのボクはちょっとうるっときてしまいました・・・
胸くそシーンもあり、やっぱりそういう人は非業の死を遂げる運命にあったりとお約束はしっかりと抑えていました。

全体的にはよくまとまっていて面白かったと思います。
ただ、思わせぶりな発言をする人物が、特に何をするわけでもなく退場したり、背景などをもっとしっかり表現した方が良かったのではないかなと思います。
ストーリー性を重視しないと、暴力表現をピックアップした、ただのアクション映画のようになってしまいますから。


韓国映画はあまり好きではないのですが、映画力では邦画の上を行ってるなぁと思います。
Amazonの評価を信用してもいいかは別にして、なかなか高い評価を得ているようですし、個人的にもパンデミック=ゾンビ系の映画が好きな方は一度見ても損はしないんじゃないかなと思う作品です。

あ、銃器はほとんど出てきません。
これまたお約束で、武力を持っている警察、軍隊は真っ先にやられますw
ドンパチは期待しないでください!




  
タグ :映画


Posted by ぱぶろふの犬  at 12:00Comments(0)映画

2018年03月04日

映画館で『15時17分、パリ行き』を見てきました!



映画館でクリント・イーストウッド監督『15時17分、パリ行き』を見てきました。
簡単な感想を連々と。
ネタバレがあるかもしれないので、これから見ようとしている人はスルーしてくだされ。


<あらすじ>
2015年に起きたパリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットにした無差別テロ襲撃事件。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かったのは、ヨーロッパを旅行中だった3人の心優しき若者たちだった。なぜ、ごく普通の男たちは死の危険に直面しながら、命を捨てる覚悟で立ち向かえたのか!?




予告を見て、そう言えばこんな事件があったよな。と思い出しました。
クリント・イーストウッド監督ということもあり、ちょっと気になったところに時間が取れたので劇場で見ることにしました。
上映時間は、1時間34分と劇場版としてはちょっとボリューム少なめ。





見た感想は、アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための国威発揚映画・・・という印象かなぁ。
どんなにダメなヤツでも、ヒーローになれるんだよ?おまえらもやってみようぜ、Let's try it!感がスゴい。
でも、これはねらいとしては悪くないんじゃないかな。
日本もネガティブ感、悲壮感バリバリの映画を作るより、俺達はスゴいんだ、正義なんだっていう映画作ったほうが良いと思うよ。

もしくは旅行映画。
約1時間10分ほど回想シーンとヨーロッパ旅行を見せられます。
「お、この女性がヒロインになるのか!?」と思うシーンが挿入されたと思いきや、なんの広がりもなく次のシーンでは居なくなったり3人が思い出旅行をしている感じです。


また、本人が端役で出演するというカメオ出演というのはよくあるけど、主演の3人を素人である本人が演じるという主演と言うのはなかなか冒険するなぁ。
まぁ、思ったより違和感なく見れたので、それほどひどい演技じゃなかったんだろうか。
アメリカ人が見たらどうなのかはわかんないけどw


ちなみに銃撃シーンや戦闘シーンはほぼ皆無です。
あ、子どものころのサバゲーシーンは出てきますね!銃口がオレンジになってるやつ。
とにかく、全編とおして銃が発砲されたのは確か一度だけ一発だけだったと思うし、肝心のテロリストとの戦闘はほぼ格闘で、しかも寝技で倒すという地味な展開で終始します。
リアリティを求めたんだろうけど、せめてBGMくらいは挿入してくれ。地味過ぎるわw



総じて、ドキュメンタリー番組の再現VTRのような映画でした。
1時間34分、ごくごく地味ーに進んでいきます。途中で飽きなかったのはさすがイーストウッドと言うべきかどうか。
これ以上の長さに膨らませることができなかっただけなんじゃないだろうか・・・(;^ω^)
派手な展開やグッと感動する展開をご希望する方にはあまりオススメできないかな。
あの事件ってこんな裏話があったのかーという検証映像みたいに見る感じの映画だと思いました。
映画の内容はともかくも、こういう正義感あふれる人間になりたいですね!

最近、コレだ!という戦争映画に巡り合っていません。
「俺たちゃアメリカ人、イイモノだ!」という表現からやや哲学チックに戦争という行為を俯瞰的に見直す映画が増えてきたせいですかね。


  
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Posted by ぱぶろふの犬  at 13:32Comments(0)映画

2018年02月11日

DVDで『ザ・ウォール』を見ました!



何かのCMで見て面白そうだなぁと思いながらも結局あまり話題にも上がらなかったのか、レンタル店で見かけて「あーそう言えばあったな。見るか」となりました(;^ω^)

ネタバレ・・・に関わる部分があるかもしれないので、前情報なしに見たい人は見ないほうがいいかも!



<あらすじ>
2007年、イラク。アメリカ兵のアイザックとマシューズは想定外の場所から突然の銃撃にあう。
マシューズはその場に崩れ落ち、アイザックは瓦礫の壁の背後に命からがら逃げ込む。
脚を撃たれ身動きが取れなくなったアイザックは助けを呼ぼうと無線を手にするが、そこから聞こえてきたのは”死神”としてアメリカから恐れられていた<ジューパ>の声だった。
止まらない脚からの出血、容赦ない日差し、迫り来る喉の渇き・・・。
圧倒的に不利な状態で始まった最恐のスナイパーとの頭脳戦に己の能力フル回転で挑む!
はたしてそこに生き残る術はあるのか?!



・・・と言うのが公式サイトのストーリーです。

まずメインで出てくる人がアイザック役のアーロン・テイラー=ジョンソンとマシューズ役のジョン・シナだけです。
ちょろちょろっと他の人も映りますが顔もまともに映らない端役状態です。
キーパーソンのジューパすら声だけで出演しません。


例えて言えば、1作目のSAWを砂漠で撮影した、という感じです。


見ていない方は、こちらも面白いのでどうぞ。二作目以降は・・・タダのスプラッター映画になってしまった気がする。



想像していた戦争モノとはまったく違って、サスペンス的な要素が強く、ドキドキハラハラ感はあってもアクション的な爽快感や戦争モノの悲壮感、英雄的描写などはまったく感じませんでした。

戦争モノで、「開かれた密室」での進行というテーマは、試みとしては面白かったですが、キャラクターの背景描写がほとんど無かったり、落ちが分かりきっていたりと全体的に今一歩物足りないなぁと感じました。

SAWなどのサスペンス・スリラーが好きな人で、戦争映画の異端児、という位置付けで見ることができればそれなりに楽しめるでは無いでしょうか。
ボクの中では戦争映画という範疇には入らない作品でしたw



  
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Posted by ぱぶろふの犬  at 10:00Comments(0)映画

2018年01月19日

キングスマン:ゴールデン・サークルを見てきた!




休みを利用して、久しぶりに映画を見てきました!

見てきたのは、『キングスマン:ゴールデン・サークル』。
前作の『キングスマン』をDVDで見て、面白かったので今作は劇場版で見ることにしました。

ルミエールもTOHOシネマズも、字幕版は15時以降という時間設定だったので、やむなく吹替版を見ることにしました。
近場のルミエールに行ったのですが、平日の10時からということもあったのかなかったのか、封切り直後の映画だというのにお客は3人w
ど真ん中の一番いい席で見てきました。

ルミエール・・・いつ行っても、どんなに話題作でも10人以上の観客と一緒になったことない・・・
すごく快適に見れるので良いのですが、これ経営大丈夫なのか?w
県も市も駅前の開発に躍起になってるけど、これじゃあな・・・


閑話休題。


あんまりストーリーを話してもネタバレになっちゃうからアレだけど、控えめに言っても面白かった!
スタートからラストまでアクションシーンの連続で大満足!
冒頭のカーアクションシーンから度肝を抜かれ、ラストの前の戦闘シーンが最高だった!

前作に引き続き、悪の親玉のサイコパスっぷりが素敵。
グロ成分がところどころにあるので苦手な人は注意かな。
エルトン・ジョンは蛇足なような気がするw

あとは、大ボスがコイツかーと思った。
もう少しキャラを掘り下げてあげれば良かったんじゃなかろうか。戦う理由がちょっとこじつけくさく感じた。


主要なキャラ、設定が前作からリンクするので、前作を予習復習していくことをオススメします。

劇場で見る価値は十分あった作品でした!

いやー、スーツサバゲーしたくなるわーw



  


Posted by ぱぶろふの犬  at 16:23Comments(0)映画

2016年11月22日

『インディペンデンス・デイ リサージェンス』を見た

『インディペンデンス・デイ リサージェンス』を見ました!これまたレンタルだけどw


一部ネタバレと思われる箇所があるので、見てない人は読まないほうがいいかもしれない・・・と言っても、あんまり深い作品じゃないからなぁw





1996年に公開された『インディペンデンス・デイ』の正統続編。監督も前作と同じローランド・エメリッヒ。
当時公開されたこの作品、最高に好き!ボクの青春のバイブルみたいなものです(言い過ぎ
ストーリーはもちろんのこと、戦闘描写の派手さや世界滅亡の危機感、人間模様などどれをとっても一級品で、後半の家族とのやり取りのシーンでは多くの人が涙したことだろう・・・少なくともボクはした!

今作は前作の20年後が舞台で、前作に出演した俳優陣が多く出演しているが、前作の主人公の一人だったヒラー大尉役のウィル・スミスはテスト中の事故で死んだことになっていて出演しない(;・∀・)
どうも出演料で揉めたとか揉めないとかそんな感じらしい。
残念と思う反面、きっとZガンダムでのアムロみたいに主人公食っちゃうから仕方ないかもしれないw

前作のオマージュが各所に見られ、懐かしさを感じる描写が多かったものの、2時間にまとめることが難しかったのか背景がものすごく大雑把で分かりづらく、感情移入がしづらかったです。
いや、「宇宙人が地球侵略にやってきて、それを人類が撃退する」っていう大筋はそのまんまなんだけど、人物描写とかが妙に薄っぺらくて、お涙頂戴の特攻シーンもあっさりとしすぎていて、なんだかなぁって印象。
もっと時間をかけて、人物描写に力を入れたほうが映画自体が盛り上がったんじゃないかなぁ。

宇宙船の襲来シーンはやはり迫力があったものの、前作ほどの絶望感は感じられなかった。
これも人物描写がしっかり描かれていなかったからだと思う。前作だと端役の人にさえその背景が見えたもんだ。
いきなり出てきて、「前作主人公と浅からぬ因縁があるんです」とかっていう医者とかストリッパーだったヒラー大尉の奥さんが病院で働いてたり、突然子どもたちが出てきてストーリーに影響ある人物になるのか?と思わせておいて、そんなことも特に無かったりと、どこに力を入れてどの方向に向かいたかったのかがいまいちわからない作品になっていた。

大筋のストーリーは好みなんだけど、物足りなさが全面に出てしまってあまり楽しめなかった。
娯楽大作としては及第点には達しているんだろうけど、前作を見ている人は物足りなさを感じるんじゃないかな。
ボクとしても前作のほうが好きだし、今作を見る人はいずれ前作を見ないと話のつながりやその背景がわかりにくいと思う。
見るのであれば、ぜひ前作を見て欲しい。90年台の作品とは思えない出来栄えの良品ですよ。

・・・って、前作の紹介みたいになっちゃったなぁw



  
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Posted by ぱぶろふの犬  at 18:00Comments(0)映画

2016年09月25日

『13時間 ベンガジの秘密の兵士』を見た

久しぶりに映画を見ました。DVDレンタルだけど。



今回見たのは、『13時間 ベンガジの秘密の兵士』という作品。
タイトルがものっっっっすごくB級感を醸し出しているんだけど、一応トランスフォーマーシリーズなどで有名なマイケル・ベイ監督作品。
2012年9月11日にリビアのベンガジにあった米国領事館がイスラム教徒の武装集団に襲われ、大使を含むアメリカ人4人が死亡した事件を映画化したものです。
ボク、この事件知らなかったわ・・・
最近の戦争映画は、アメリカンスナイパーやローンサバイバー、ZERO DARK THIRTYとか、実話系でもリアルな実話、しかも悲劇っぽいものが多いなぁ。悲劇だからこそ映画になるっていうのもあるんだろうけどさ。

作品としてはなかなか面白いけど・・・マイケル・ベイらしいというかアメリカ映画らしいというか、アメリカ万歳、ザ・ヒーロー賛歌なんだよなぁ。
あとみんな髭面で誰が誰だか分かりにくい。最近の戦争映画に多いぞw
戦闘描写は、最近のほかの戦争映画にするとやや派手な印象を受ける。エフェクトがって意味で。
おかげでリアル感にちょっと欠けるかも。

まぁ、サバゲー好きは見ておいて損は無いかな~。



  
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Posted by ぱぶろふの犬  at 10:00Comments(0)映画

2014年11月30日

映画「フューリー」見てきた



楽しみにしていたブラッド・ピット主演の映画「フューリー」を見てきました。

あらすじ
1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。
新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。
やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、
絶望的なミッションに身を投じていくのだった……。


というあらすじのww2ものの映画です。
ネタバレになってしまうので、内容についての言及は避けますが、ボクが見てきた作品の中で、戦車兵にスポットを当てた作品は初めてでした。
戦車対歩兵のシーンでは、戦車という存在の絶望感がうまく表現されていましたし、戦車対戦車では、ドイツの主力戦車ティーガーのラスボス感は異常!このシーンだけでも見る価値があると思います。
ただ、娯楽作品ではない、戦争の悲惨さを表現するためにところどころに残酷な描写がありますが、やや演出過剰、ともすれば回りまわって娯楽作品臭さが出てしまって、娯楽作品と戦争ドキュメントのどっちつかずの位置になっていたような気がします。

戦争映画に興味がある人は見ても損はしないと思います。
個人的には、同じ時代の作品「プライベート・ライアン」を超えることはできていないように感じました。
というか、あの作品は別格なような気がします。
  


Posted by ぱぶろふの犬  at 19:00Comments(2)映画

2013年09月14日

ZERO DARK THIRTYを見た

今日はこれからボウリング行って、飲み会です(●`・ω・´●)モキュ♪

先日、『ZERO DARK THIRTY』を見ました。
映画館で見ようと思っていたのですが、都合がつかずこの時期にレンタルで済ませました。

近代兵器でバンバン撃ち合い!を期待していたのですが、中盤くらいまではドキュメンタリータッチで、終盤になってようやく戦闘シーンが描かれるという感じ。
その戦闘もテロリスト集団vs特殊部隊!というよりは、特殊部隊無双でした。
まぁ、実際そうだったんでしょうけども(´ー`)

所々にPMC装備の兵士が出てきたりして参考になりましたが、戦争映画としてはちょっと物足りなかったです。
やはり、自分の中では『ブラックホークダウン』がマイベストです!


  
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Posted by ぱぶろふの犬  at 12:09Comments(0)映画

2013年08月16日

パシフィック・リム見てきた

焼肉を食べに行った後、映画を見ようかという話しになり、僕は「パシフィック・リム」を相方は「風立ちぬ」を見てきました。
パシフィック・リム、面白かった!いやー、面白かった!

重要なので2回言いましたw

どんな映画か端的に言うと・・・

エヴァンゲリオン+進撃の巨人+ゴジラ+モンスターハンター+リモートコントロールダンディ(知ってる人いるのかw)

だと思いますッ!
えっ、分かりづらい?やっぱりかーw

【STORY】
深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく。
いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって一度はパイロットをやめた男(チャーリー・ハナム)と、実戦経験のない新人(菊地凛子)という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう。

(公式から抜粋)


ストーリーは若干薄い感じはしましたが、やっぱり映像が迫力満点です。
映画のロボット物はあまり成功しない傾向にあるみたいだけど、トランスフォーマーとこの作品はかなりのレベルだと思います。
男子なら燃えること間違いなし!女子は・・・たぶん( ゚Д゚)ポカーンなんだろうけどw
ちまたの評判よりもっと評価されてもいいと思うんだけどなー。
ロボット物が好きな人ならとりあえず映画館に行って見ることをおススメしたい一本です!


・・・でも、アメリカのロボットのデザインセンスはなぜこうもダサいのかw


  


Posted by ぱぶろふの犬  at 23:39Comments(0)映画